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彼氏持ちのサバサバ女子を好きになってしまった人の話パート2(完結)
彼氏持ちのサバサバ女子を好きになってしまった人の話…パート1tAkUyaどうも皆さんは彼氏持ちの人を好きになったことがありますか?なんだかんだで一度ぐらいあるのではないでしょうか?彼氏持ちの人を振り向かせ[…]
辞めることを告げられる
せっかく彼女と距離が縮まってきたのに、彼女はバイトを辞めてしまいます。
でもすぐ辞めるわけではなく、まだ辞めるまで3ヶ月くらいありました。
あくまで3ヶ月後に辞める予定みたいな感じです。
辞めて名古屋へ行くという…
まぁ名古屋なら近いので何の問題もなかったのですが、バイトで唯一会える関係だったので、バイトを辞めてしまえば距離はめちゃくちゃ開きます。
- 「なんとかしなきゃ…」
そう思ってみても当時の僕には何もできませんでした。
そもそもシフトもあまり被らなくなっていて、会う機会自体が減っていました。
その間も僕は毎日彼女のことを考えていました。
そして、僕は店長に「またシフトかぶるようにしてほしい普通に戻してほしい」と伝えました。
無事シフトは元に戻り、またバイトで被るようになりました。
話す機会も増え、間違いなく着実に仲良くなっていました。
でも向こうからすれば単なるバイト仲間でしかありません。
そもそも僕の気持ちを理解した上でバイト仲間として仲良くしてくれていたんです。
ライブを見に行って一番前の席になってアーティストと物理的距離は近いけど…みたいな感じです。
一緒にバイトすることが僕の最大の楽しみでした。
ですが、特に進展することはなく、彼女の最後のバイトの日が訪れます。
最後のバイトの日
彼女を好きになって約1年8ヶ月。
遂にこの時が来ました。
僕はめちゃくちゃショックでしたが、とりあえず餞別に紅茶花伝を1ケース渡しました。
なぜ紅茶花伝かというと、当時彼女が一番好きな飲み物だったからです。
ただこの時、普通に渡せば良かったのに、僕はサバサバ女子に嫌われるような行動をとってしまいました…。
それは紅茶花伝1本1本にリボンを付けたんです…。
まぁ悪くないとは思いましたが、もっとストレートにいくべきでした。
サプライズのつもりで普通に未開封な感じで箱のまま渡しましたが、冷静に考えたら………「気持ちの押しつけハンパね〜」と思います(笑)
ちなみに僕はこの彼女から名前入りのコーラをもらったことがあり、そのペットボトルはまだ家にあります。
「名前ってどういうことやねん!!」って思った方もいるかもしれないので説明すると、バイト先の事務所でいろんな人の飲み物が冷蔵庫に入っていて分からなくならないように、彼女が名前を書いておいてくれた…ということです。
ただのペットボトルも好きな人が名前を書いてくれれば一生捨てることができないペットボトルに昇格します。
辞めたことはショックでしたが、関係は終わりませでした。
関係は…細く軽く続く
終わりませんでしたと言っても、その後はたま〜〜に LINEをしたり、毎年彼女の誕生日に誕生日おめでとうとLINEしたりするくらいでした。
そしてバイトを辞めてから1年後くらいにご飯に行きました。
トータルして2回ほど行ったのですが、僕は全然踏み込んで話すことができませんでした。
片想いしているという緊張感がまだ続いていたので。
ちなみにご飯に行った時、彼女にこんなことを言われました。
- 「私の彼氏よりたくちゃんの方が100倍カッコいいよ」
そんなことを言われて嬉しかった僕は、試しに彼氏の写真を見せてもらいました。
確かにそんなに格好良くはなかったです。
でもこの彼女は今までモテモテな人生で、イケメンともたくさん付き合ってきたはずです。
そんな彼女が今のイケメンではない彼氏と結婚を意識して長く付き合っている=顔以外がめちゃくちゃ良い、ということです。
これを聞いた瞬間、振り向かせるのは不可能だと思いました。
会う機会が減ったこともあり、僕は諦めることができました。
そして僕はバイトに新しく入ってきた女の子と付き合うことになりました。
忘れられない人
あれから時間も経ち、僕も恋愛経験&女性経験を数多く積みました。
でも未だに彼女は僕の中で特別な存在です。
それは片想いで終わったからかもしれませんが、おそらく一生忘れることのない存在です。
誰にでも一度は片想いの経験があると思いますし、忘れられないような存在の人がいると思います。
片想いしている時は辛いこともありますが、結果的にはいい思い出です。
みなさんもそうじゃないですか?
今になっては笑えるようないい思い出になっていませんか?
恋愛って良いことも悪いこともありますが、そこから得る経験は人生にも活かせます。
終わることのない男女の関係。
前回、今回に渡ってそんな関係の一部を軽く書かせていただきました。
次はもっと短編小説みたいに書いてみようと思います。
今日のこいさぷ
恋愛にムダはない。